セミナー・シンポジウム

ビーム物理・HiSOR合同セミナー

先端放射光源研究の現状と展望

日時 2020年1月31日 (金) 13:15-14:15(頃)
場所 放射光科学研究センター 2階 セミナー室
講師 島田美帆(高エネルギー加速器研究機構/広島大学)
   本田洋介(高エネルギー加速器研究機構)

高エネルギー物理学実験用の電子シンクロトロンに寄生する形で始まった放射光の利用は、放射光専用シンクロトロン(第2世代放射光源)から高輝度放射光発生に最適化されたシンクロトロン(第3世代放射光源)の建設と続き、現在では世界各地で回折限界放射光の発生を目指すシンクロトロンの建設が行われている。一方、直線加速器を利用したX線領域での自由電子レーザーも実用されている。このような中、高エネルギー加速器研究機構では、シンクロトロンと直線加速器の両方の特長を併せ持つエネルギー回収型直線加速器と呼ばれる新しい概念の加速器の開発が進められている。本セミナーではエネルギー回収型直線加速器の開発に関わっておられるお二人の研究者をお招きし、最新の研究の状況や展望について講演していただく。なお本セミナーはKEKによる大学等連携支援事業の支援を得てHiSORセミナーとビーム物理セミナーの合同セミナーとして開催する。

問合せ先 加藤政博(放射光科学研究センター)