アウトリーチ

活動状況

◯人材育成活動

 

◯SDGs活動

 

2023年度

14. ひろしま国際プラザ(JAICA)SDGs教育研修 2023年12月20日(日)

ひろしま国際プラザ(JAICA)に来訪中のタイ国の小中学生で理科の好きな生徒のグループのSTEAM学習研修を受け入れました。1階ロビーでの液体窒素を用いた演示実験で楽しみ、その後、2階セミナー室で偏光フィルムを用いた創作活動を体験しました。STEAM 教育の指導員(タイ国)も同行していました。日本の生徒に比べ活発な印象でした。体験実験は、見て楽しめる内容とするため、偏光色を用いた創作を行いました。

13. 学校法人銀河学院中学校 2023年11月16日(木)

銀河学園中学校3年生の皆様による 広大訪問が行われ、本施設にも2グループに分かれて来訪いただきました。実験ホールの見学、ロビーでの演示実験を提供し、楽しんでいただきました。

12. 山口県立山口高校 2023年11月15日(水),11月10日(水)

山口県立山口高校の英数科の生徒(1年生、2年生)さんを対象とするVR 先端科学体験セミナーを提供しました。学術研究の解説を行う放射光科学セミナーと研究施設のVR 施設見学、光についての簡単な体験実験を教室で楽しんだ後、短時間ながら「TiltBrush」というアプリを活用してVR空間に3D お絵描きをする技術体験をしました。

11. 広島大学フェスタ・ホームカミングデー 2023年11月4日(土)

広島大学フェスタ・ホームカミングデーが全学で開催され、本施設も実験ホールの一般公開、ロビーでの演示実験を提供しました。広島大学の75周年記念事業に関連して、本研究施設の歴史を紹介するパネル展示も行われ、多くの卒業生や地域の方々の来訪がありました。来訪者全員にパンフレット、オリジナルクリアファイルを進呈しました。

10. 広島大学附属福山中学校 2023年10月20日(金)

広島大学附属福山中学校3年生全員122 名が広島大学を訪問しました。大学での説明の後、本研究施設を希望する生徒さんを受け入れました。放射光実験ホールの見学とロビーでの演示実験を楽しみました。

9. 鳥取県立鳥取東高校自然科学実験セミナー 2023年9月14日(木)

鳥取県立鳥取東高校自然科学実験セミナー1年生のみなさんが広島大学理学部および生物生産学部で理科研修のために来訪しました。物理分野の生徒さんが本施設に訪れ、放射光の概要を学ぶセミナーと実験ホールの見学の後、2階セミナー室でグループに分かれて光や電子に関連した物理実験を体験しその結果をプレゼンする一連の研究体験を行いました。

8. 公開講座(高校生向け) 2023年9月16日(土)〜 9月17日(日)

高校生向けの公開講座を広島JR駅前の「広島大学きてみんさいラボ」で開催しました。放射光の概要説明、回折実験、偏光実験などの演示、VR施設見学などを盛り込んだ内容とし、光に関するICTを用いた実験を体験いただきました。放射光がミクロの世界を可視化する強力なツールであり、先端科学の世界では必須のものとなっています。当該分野への関心を高めることができました。

7. 公開講座(一般向け) 2023年9月6日(水)〜 9月8日(金)

一般向けの公開講座を広島JR駅前の「広島大学きてみんさいラボ」で開催しました。放射光の概要説明、回折実験、偏光実験などの演示、VR見学などを盛り込んだ内容としました。放射光がミクロの世界を可視化する強力なツールであり、先端科学の世界では必須のものとなっていることを示し、当該分野への関心を高めました。 応用事例として超伝導のデモを行い、最近の半導体技術など産業分野での利用拡大の状況を解説し、放射光の重要性をアピールしました。社会人の参加者は、学術研究などに関心の高い方々が多く、質問などもあり有意義な内容となりました。

6. 夏休み子供見学デー・オープンキャンパス2023 2023年8月18日(金)

本施設は、夏休み子供見学デー・オープンキャンパス2023事業に協力し施設の一般公開を行いました。

5. 公開講座(高校生向け)2023年7月29日(土),7月30日(日)

高校生向けの公開講座を広島JR駅前の「広島大学きてみんさいラボ」で開催しました。放射光を解説するために、回折実験、偏光実験などを実施するとともに、VR見学なども盛り込んだ内容としました。PCを用いた光の計測実験を体験し、放射光がミクロの世界を可視化する強力なツールとして、先端科学の世界では必須のものとなっていることを学び、当該分野への関心を高めることができました。

4. 広島県立国泰寺高校 2023年7月11日(火)

広島県立国泰寺高校の1年生のみなさんが広島大学訪問で来訪しました。理学部訪問を希望された80名のうち数学、物理、化学、地球惑星コースの生徒さんが本施設の見学をしました。実験ホールでの見学とロビーでの演示実験を楽しみました。

3. 広島大学附属三原中学校 2023年7月11日(火)

広島大学附属三原中学校2年生のみなさんが、大学での研究を見学し、個人探求学習の情報収集を目的に本施設に来訪しました。ロビーでの液体窒素や光・磁気に関する演示実験と放射光実験ホールの見学を楽しみました。

2. 広島大学附属高校 2023年6月24日(土)

広島大学附属高校2年生スーパーサイエンスハイスクールの生徒さんが本施設でSSH研修を行いました。放射光に関するセミナーの後、放射光実験ホールの見学を行いました。午後からグーループに分かれて少人数での物理実験体験を行いました。スペクトル、回折、比電荷実験などに挑戦してもらいました。最後に実験結果の発表をしてもらいました。みなさん有意義な体験ができた様子です。

1. 公開講座(一般向け)2023年5月31日〜 6月2日

一般向けの公開講座を広島JR駅前の「広島大学きてみんさいラボ」で開催しました。 放射光を解説するために、回折実験、偏光実験などを実施するとともに、VR見学なども盛り込んだ内容としました。放射光がミクロの世界を可視化する強力なツールとして、先端科学の世界では必須のものとなっていることを示し、当該分野への関心を高めました。VR体験は受講者のみなさんにとってとても新鮮なものとなりました。

 

2022年度

7. 広島大学実験科学講座(第22回理学部編) 2022年11月26日

広島大学男女共同参画推進室の主催で「女性の高校生のための体験科学講座(理学部編)」を実施しました。実験を中心とする科学講座です。物理の教科書で紹介されている光の波動の性質を回折実験により観察し、ビデオ実験映像などと合わせ、波の性質だけでなく粒子の性質も持ち合わせている「量子」であることを確認しました。

体験実験では、波の性質としての偏光を取り上げ、身の回りの偏光を探索し、偏光によって色が現れる現象を偏光色を観察しました。フィルムと偏光した白色光を組み合わせた偏光色を使ったデザイン工作を各自で取り組んで作品つくりにも挑戦してみました。

最後に、加速器を用いて人工的に光を作り出す放射光施設を見学し、科学と芸術が近い、身近なところにあることに気づかれたでしょうか。

6. 島根県矢上高等学校 2022年10月24日 11名

矢上高校2年生にVR先端科学体験セミナーを提供しました。アンケート結果から大学進学へモチベーションの向上、プログラミングなどの新しい技術への関心を高めることができました。

5. 広島大学附属中学校見学 2022年10月21日 31名

2時間の研修時間の前半1時間は、放射光の概要を学ぶセミナーと放射光実験施設の見学、玄関ホールでの演示実験を楽しみました。後半1時間では、15名、16名の2グループに分かれ、学生TAのみなさんが中心になって簡易分光器を作成して光を観察する実験を体験しました。中学生のみなさんも見て・聞いて・作って楽しそうでした。

4. 広島大学グローバルサイエンスキャンパス事業 2022年9月11日 8名(4名リモート参加)

広島大学グローバルサイエンスキャンパス事業のステップステージの生徒の皆さんの中で物理の関心の高い生徒さんの見学、実習を体験いただきました。遠方の生徒さんも含まれ、参加の難しい方もVR先端科学体験セミナーとして受講いただきました。

VR先端科学体験セミナーの感想では、放射光の発生の仕組みやVR見学の体験、光についての理解増進など知識の修得だけでなく、講義への感謝の言葉や進路、学習意欲などについての意見も寄せられました。

3. オンライン講演会「加速器という仕事」 2022年9月10日、12月6日 86名

KEK(高エネルギー加速器研究機構)と連携した事業の中で、広島大学放射光科学研究センターと呉高専、広島商船高専の加速器科学分野の教育活動を進めています。今年は、オンラインで「加速器という仕事」というテーマで、仕事としての加速器科学研究開発を知っていただくために、研究所や企業の研究者・技術者が講師となり現場の生の声を聞くことができました。

2. 福岡県立新宮高等学校(SSH) 2022年7月19日 18名

社会科見学として広島大学来訪されました。物理志望の生徒さんが放射光施設の見学、セミナー、演示実験を体験しました。放射光の発生や光や電子の量子性に関わる演示実験を通して、大学での物理学に興味を抱かれたのではないでしょうか。

1. 島根県浜田市立旭中学校(VR)2022年7月5日、12日 47名

3年生にセミナーとVRを活用した先端科学体験セミナーと、1年生、2年生にはVR空間で3次元の絵を創作する体験を美術の先生のご協力のもとで実施しました。

VR先端科学体験セミナー

R4年度7月号旭中学校だより

 

2021年度

9. 埼玉県立松山高等学校(VR)2022年2月7日(月) 42名

松山高校はスーパーサイエンス認定校です。コロナ禍で日程が延期され、ようやく2月7日に開講することができました。VR-HMD経験を楽しみにしている生徒さんの感想文を読ませていただきました。

Zoomで放射光の発生や放射光を活用した研究を紹介した後、VRを使ったHiSORの施設見ていただきました。その後、偏光板を使った偏光の探索と方解析の複屈折の観察をして複屈折現象が何を見ているのかについて探求していただきました。感想文をいただきましたが、ワクワク感を感じる体験であることがわかりました。
(感想文のテキストマイニングの結果)

生徒さんは、放射光について難解なイメージをもっていた様子でしたが実験、VR施設見学、超伝導実験などが強く印象に残ったことがわかりました。

超伝導の演示実験、加速器のしくみに興味をもち多くの質問がありました。また、加速器からの放射線を浴びる心配をする生徒が意外と多かったことに気づきました。今後は、放射線についての不安に応えられるようにしていきたいと思います。

8. 広島大学附属福山中学校(対面見学)2021年11月22日 31名

社会科見学の授業でセンターの見学を行いました。

7. ホームカミングデー(対面見学)2021年11月3日75名

大学の公開事業に参加し、施設の見学と演示実験を提供しました。家族で参加された方々が多く、子供たちは自分の手で体験できる実験を楽しんでいました。

6. ひらめきときめきサイエンス(対面見学)2021年10−11月

JST科学研究費補助金の支援で「ひらめきときめきサイエンス」の実験・見学が行われました。 放射光を用いた実験研究の成果公開に関連し、施設の実験装置の見学を行いました。

5. 広島大学附属高等学校(VR)2021年10月29日 42名

広島大学附属高校はスーパーサイエンス認定校です。VRを使った遠隔セミナーに興味をもっていただきました。VRは,目の前で施設が稼働しているように見えるという,一見異様にも見える空間を作り出しており,形を変えながら進化していく見学や体験のあり方を実感できる面白い経験となったとの感想をいただきました

4. 島根県立矢上高等学校 2021年10月21日 10名

島根県邑南町にある矢上高校は広島大学から遠く離れているため見学などの行事で出かける少なかったので喜ばれました。 https://www.yakami.ed.jp/news/news-futsuuka/2297

VR先端科学体験セミナーの感想では、放射光の発生の仕組みやVR見学の体験、光についての理解増進など知識の修得だけでなく、講義への感謝の言葉や進路、学習意欲などについての意見も寄せられました。

3. 島根県巴南町立羽須美中学校 2021年10月5日、10名

島根県邑南町の自然豊かな地域にある羽須美中学校へのVR先端科学体験セミナーは今回で2回目です。

感想文のテキストマイニングによるワードクラウドを見るとVR体験、遠隔で見学できる事、楽しいという言葉が見えます。一方、言葉の関連では、放射光科学の概要説明のセミナー内容がわかりやすいという評価とVRや遠隔セミナーによる体験の印象が大きいことがわかりました。さらに、偏光板による実験の印象が驚きをもって強く残っているようです。

2. 福島県立福島高等学校(SSH)2021年8月21日、27名

今年は、東北震災から10年目の節目の年です。東北の支援を意識し、福島県の高校にVR先端科学体験セミナーを提供することができました。

頻出ワードの「できる」「知る」などの学習効果を表す言葉や、超伝導、放射光のキーワードが強く意識されています。

放射光の概要セミナでの放射光の発生、VR施設見学体験、そして教室での偏光実験、最後に超伝導体の磁気浮上実験についてそれぞれに強い印象をもたれたことがわかりました。放射光を用いた超伝導の研究にも強い関心が寄せられました。福島高校生徒さんが物理学の興味をもってくれたことを嬉しく感じました。

1. 鳥取県立鳥取東高等学校 2021年7月19日、27名

鳥取東高校はSSH認定された頃から毎年、継続して広島大学を訪問され実験を中心にした研修活動を進めてきましたが、コロナ感染の広がりにより2020年、2021年での実習が中止となり、2021年はVR先端科学体験セミナーで対応することになりました。VRで施設を見学する体験は、生徒さんにとって初めての体験で大変ワクワク感をもって取り組んでいただきました。

今回は1年生と2年生に講義を提供しアンケートでその評価をいただきました。1年生には内容が難しかったようですが、2年生には概ね適当であったということでした。講義やVRの内容については概ね良い感想で大学進学意識の向上につながったようです。ただ放射光の研究をしたいと思うまでには一歩の感がありましたので、今後の課題としたいと思います。ありがとうございました。

 

SDGs活動

 

令和4年度末から食器のリサイクル、食の学生応援 新米の無料提供を令和5年度も継続して行われました。広島大学東広島キャンパスの地域からの支援が継続的に寄せられています。今治タオル、瀬戸内の柑橘類等の差し入れが適宜行われています。フードロスの取り組みや「こども食堂」の取り組みをしている団体からも、災害非常食が届けられたりしております。Tシャツ・帽子、本などの学生が使えるような物品も届けられたりと、地域の方々が学生を支援する心を感じられます。
東広島市は「SDGs未来年ひがしひろしま」を推進し、SDGsを推進する団体を募りSDGsパートナーとして認定しております。SDGsパートナー間の連携を促進し、一層の各同の拡大を期待しています。本施設も推進団体に申請し、令和6年2月に認定されました。

今後は、SDGsパートナー間の連携によるシナジー効果が期待されます。

食器のリサイクル

地域・学内の方々からの食器を持ち寄り、必要な方が利用する食器の循環利用です。

食の学生応援 新米の無料提供

地域(東広島市黒瀬町)で農業活動をしている「農援隊」の方々から、新米(あきさかり)が届けられました。無農薬で栽培された安全なお米を学生のみなさんにと提供されたものです。

今治タオルの応援配布

地域の方から学生の方へ、部活や勉学に勤しんでいただけたらと「今治タオル」の寄付を頂きました。センターのロビーで配布しました。

カレンダーの配布

大学の学生・職員のみなさんに活用いただきたいと地域のボランティアから持ち込まれました。全国の企業の余剰となったカレンダーが寄せられ、一部は被災地域の支援に子供達の支援などにあてられ、その極一部が大学へと巡ってまいりました。